最近まったく更新していなくてすいません。
今まででもこんなに空けたことはないのに、
ちょっと最近激務です。
とりあえず今日のところは、
ニッポン放送の新株予約権発行差止で、
ちょっと思うところをつらつらと。

普通に考えたらやっぱりおかしいのでしょうが、
その通りに司法判断も出ることになりました。
さすがにこれを無視して強行するわけにはいきませんから、
フジテレビもちょっと小休止でしょう。

さて、立場かわってライブドアの会計問題。
新株予約権発行が認められた場合ならば、
間違いなく連結対象としての子会社にはなりません。
ところが今回、差止が認められましたので、
ニッポン放送の子会社化も視野に入ってきました。
あとは数量揃えて、それに関する処理を行うだけですが、
実際のところどうなんでしょうね。

以前のブログでは、負の連結調整勘定が発生して、
経常利益を押し上げる可能性があると指摘しました。
ここで気になるのがフジテレビ株式などのグループ株式で、
ニッポン放送が親会社的立場でなくなるのならば、
時価評価に切り替わる可能性もある?
このあたりはちょっと有価証券報告書を見ながら、
改めてチェックしてみようと思います。

その他の気になる点としては、
子会社化することによる影響がどの段階で開示されるかです。
業績が良くなる可能性が高いですから、
その発表タイミングは気になるところです。
現時点でも持分法適用会社としての影響はあるのでしょうが、
連結する業績は持分比率によることを考えると、
買取を終了する時点(51%獲得?)までは、
影響を確定できないとして控えるのでしょうか。
逆に言えば、ニッポン放送獲得による影響を開示したのなら、
買取は一段落ということになるのでしょう。

とりあえず議決権ベース過半数も近づいてきましたし、
ライブドアの3月中間を基準に反映になってきそうかなと。